セレックとは、医療先進国ドイツからやってきた、コンピュータ制御によって歯の修復物を設計・製作する、CAD/CAMシステムです。
全世界で33,000台の納入実績を誇り、今やグローバルスタンダードとして世界で多くの歯科医が注目しているCAD/CAMシステムとなっております。
歯を削った後に、専用のカメラで口内を撮影し、その後、そのデータをもとにコンピュータの3D画面上で修復物の設計をしていきます。
あらゆる角度からかみ合う部分の盛り上がりや形を微調整し、あとは専用のマシンが設計データをもとに修復物を加工していきます。
加工完了後、修復物をセットして治療終了です。
規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため耐久性が高く、治療時間もわずか1時間と非常に スピーディーとなっております。
金属ではなく上質なセラミックを使っているので、自然で美しい見た目を実現できます。
さまざまな歯の色に対応し、隣接歯に良くなじむため、審美性に優れ、天然歯に近い自然な感触を手に入れられます。
セレックはオリジナルに限りなく近い詰め物や被せ物を、その場で設計・加工できます。
そのため1回の通院で修復物をセットでき、通院の手間がありません。
以前までは、治療が完了するまで約1週間かかっていたものが、今では約1~2時間で終わるほどスピーディーなものとっております。
金属アレルギーの心配がない、生態親和性の高いセラミックを使用しているので、変色や摩耗といった心配も不要。
安心・安全、身体にやさしいものとなっております。
先進のコンピュータシステムは、隣接あるいは反対側または対合歯の形から患者様の固有の形を自動的に復元します。
常に安定した、高品質・高精度の修復物を提供することが可能になりました。
天然歯と非常に近い性質を持ち、虫歯の再発になりにくいため、耐久性が非常に高いのです。
歯を削ったあと、3D光学カメラで口腔内を撮影します。
治療する部分を削ったあとは、3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)。型取りの不快感を味わうことはありません。わずか数秒の作業で、患部の歯列がモニター上に再現されます。※症例によっては型取りが必要な場合もあります。
コンピュータの3D画面上で修復物を設計します。
モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。設計後は様々な色のセラミックブロックから最適な色のものを選定します。
ミリングマシンが設計データを基に加工します。
ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。
口腔内へセットして治療完了です。
先進的な接着技術を用いて、削り出されたセラミック歯を口腔内へセットします。これで治療完了となります。なお、Step.1からStep.4までにかかる時間は、たいていの場合は1時間程度です。